慶応2年旧暦1月23日(新暦3月9日)、京都伏見寺田屋事件で龍馬は負傷しました。龍馬は妻おりょうと温泉療養と新婚旅行を兼ねてこの地を訪れましたと伝わっています。龍馬夫婦は、念願の高千穂登山し、おびただしい霧島ツツジに感動します。そして、霧島神宮を参拝し、御神木の樹齢千年近い大杉を見て過ごしたできごとが、日本最初の新婚旅行とされています。
古より伝わる「硫黄谷温泉」の三百余年の歴史とともに、溢れる湯量で湯治に訪れる人々を癒してきました。幕末の英傑「坂本龍馬」と「おりょう」が療養のために新婚旅行をかねて訪れた「霧島」の中でも、長い歴史を誇る”霧島ホテル”で、やすらぎのひとときをお過ごしください。
龍馬の姉(坂本乙女)にあてた手紙の一節に「谷川の流れにてうお(魚)をつり、ピストルをもちて鳥をうつなど、実におもしろかり」とあります。
頂上に「天のさかほこ」を描いた高千穂山のスケッチに朱線で登山道を入れ、道中の様子を細かく注記。
龍馬の手紙として最も有名な1枚を、1階ロビーに展示のほか、館内随所に歴史を語る資料を見ることができます。
※レプリカになります。
毎年3月その旅の道筋をウォーキングするイベント「龍馬ハネムーンウォークin霧島」が行われます。理想を求めて日本の将来を思い描いた龍馬や妻・おりょうの気分を味わえます。
新婚(結婚後1年以内)で夫婦で参加された方には記念品のプレゼントもあります。
※雨天決行といたしますが、コースを変更することがあります。
[お問合せ先]
公益社団法人霧島市観光協会(TEL.0995-78-2115)